【子育て】エレファントシンドローム
エレファントシンドローム
「エレファントシンドローム症候群」とは、かつて「無理だ」と学習し、自分で限界を決めてしまう心理状態のことです。これは、子どもの頃に縄で縛られた象が、大人になっても簡単に切れる縄を外そうとしないという話に由来します。この状態は心理学的には「学習性無力感」とも関連し、医療現場やビジネスなど、多くの分野で「思い込み」や「固定観念」によって成長や可能性を閉ざしてしまうことのたとえとして使われます。
主な特徴
- 過去の経験から「自分にはできない」と思い込んでしまう。
- 自分の可能性を自分で制限してしまう。
- 限界を感じる環境(仕事、人間関係など)に疑問を感じても、変えようとしない。
- 新しいことに挑戦する意欲が低下する。
人は失敗からたくさんのことを学び、成長していく

だから親は幼少期から子供に失敗を恐れない心を作ってあげるような育て方をしなければいけない
なのに、子供を泣かせたくないと失敗するまえに、それを予防するような過保護な親は結構いる
どんな人でも壁はやってくるし、それを一発でクリアできるとは限らない
それなのに、失敗に免疫のない子供がその壁にぶち当たれば砕けるのは当たり前
「できなかった」を「頑張ったらできた」に変えていけるような教育
頑張って克服できるまで粘り強く続けられる心を持てるような教育
そういうものを親は子供に与えるべきだと思う
失敗してそれで終わり…だとエレファントシンドロームになりかねない
普段から育てる自立心
最終的には子供は自立して生きていかなければいけない
だから、”失敗してもいいからいろんなことを自分の責任でやらせる”のがいいね
たとえば
学校に遅れるからと言って子供を起こしたりしない
忘れ物をしたからといって学校に届けたりしない
遅刻ギリギリだからといって車で送ったりしない
食べた後の食器などは自分で洗わせる
親が宿題を手伝ったりしない
などなど
そんな日常の些細なことから「自立心」は育っていく
最初は失敗するかもしれないけど、”次は自分でちゃんとやる””自分でできる”と心から思わせないといけない

大人になれば自分のやりたいようにやれないことなんてたくさん起こる
そんな時にへこたれず、そこから何を学び、次にどう繋げていくかを楽しめる心
そういう成長マインドを子供にもっともっと持たせてほしいね
子供と友達みたいな関係の親には難しいかもだけど(笑)
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