新総裁誕生

先日自民党の新しい総裁に高市早苗議員が選出された。

このまま何もなければかなり高い確率で史上初の女性総理が誕生することになる

これまでの日本社会の閉塞感を打破してもらいたいと自民党員でもない一般の一国民として願うだけ

今回の自民党の総裁選でもクローズアップされていたが、党員・党友票というのがある。

いわゆる一般の自民党員が持つ票のこと

一回目の投票ではこの党員票はドント方式が用いられ、全国の都道府県で集計された得票数に応じて比例配分されることになる

総数としては議員数と同じ票数が与えられる

過半数をとればそのまま新総裁に決定、今回のように5人が立候補すれば過半数ということはなかなか起こらないので、決選投票になる

その時は議員票＋都道府県票（一県につき一票、トータル47票）で決まる

ドント方式

このドント方式は今回の中間テスト公民の出題範囲なので、中3生には是非理解しておいてもらいたいもの。

「ドント方式」は各立候補者(政党)の総得票数をそれぞれ1、2、3、4・・・という整数で割っていき、得られた商（割った答え）の大きい順に優先権(議席)を配分。

得票数の多い立候補者にも少ない立候補者にも比較的公平に優先権(議席)が割り当てられるようになっている。

比例代表の選挙の時に使われるもので、これから大人になって選挙権が得られた時に大事になる情報だからよく知っておいてもらいたい。

ちなみに自民党は総裁選でドント方式を用いるが、他の党は必ずしもそうとは限らない。

党友票は世間の声を大きく反映しているため、1回目の投票で党友票を多く獲得すると、議員はそちらの声を無視するわけにもいかず、決選投票では票が流れやすくなるという。

まさに数は力なり

そして力をパワーに（by小泉進次郎）

公民は自分たちの生活と直結している勉強なので、好き嫌い関係なくよく勉強してもらいたいね！

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